東京都立白鴎高校付属中学の適性検査で出題ミス(産経新聞)

 東京都教委は3日、都立白鴎高校付属中学(東京都台東区)で同日に実施した入学者決定のための適性検査で出題ミスがあったと発表した。都教委は受験者全員を正解扱いにする方針。

 都教委によると、ミスが見つかったのは「適性検査I」の大問3で出題された「問題1」の「資料9」。本来、「0・016町」と記すはずが「0・0016町」と1桁間違えていた。試験中に同中学教諭の指摘でミスが判明した。

 都教委は、同中学の全受験生(981人)に一律10点を加点した上で採点するとしている。

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要介護認定、特記事項への記載徹底で事務連絡―厚労省(医療介護CBニュース)

 厚生労働省は2月2日、要介護認定調査と介護認定審査会における留意事項について、都道府県の介護保険主管課などに事務連絡を行った。認定調査員には、特に軽度者への認定調査において「介助されていない」などの選択肢を選ぶ場合に、実際に介護の手間が発生していれば二次判定で考慮できるよう、特記事項に手間の内容と頻度を記載するよう求めている。

 事務連絡は、1月15日に厚労省が開催した「第4回要介護認定の見直しに係る検証・検討会」での検討結果を受けたもの。検証・検討会では、認定調査員の研修において特記事項の記載方法の説明が徹底していない状況が示された一方で、研修を充実させている自治体では、「非該当」や「要支援1」の分布状況が過去3年間とほぼ同じで、「軽度化傾向」が抑制されているとの調査結果が報告された。

 事務連絡では、認定調査員への留意事項として、「介助されていない」や「(有無を尋ねる項目で)ない」を選択する場合でも、実際に介護の手間が発生していれば、手間と頻度を特記事項に記載するよう求めている。
 例えば、室内を自力で移動できる高齢者について、「移動」の項目で「介助されていない」を選んだ場合も、外出時には家族の介助を必要としているなら、特記事項に「週2回の通院外出時の移動における家族の手引き歩行、車送迎」などと記載することとしている。
 また、家族が高齢者の背中に軟こうを塗るといった介助をしている場合など、テキストに当てはまる項目がなくても、特記事項に「1日3回の家族による軟こう塗布」などと介護の手間や頻度を記載するよう指示している。
 このほか、「認知症高齢者の日常生活自立度」が2以上のケースでは、認知症行動・心理症状(BPSD)に関連する項目などで介護の手間が発生している可能性が高いことから、特記事項には「感情が不安定で家族が毎日なだめており、手間が掛かっている」などと記載するよう求めている。

 認定審査会に対しても、特記事項などを参考にしながら、必要な場合には一次判定結果の変更を行うこととしている。特に、一次判定で軽度と判定され、「認知症高齢者の日常生活自立度」が2以上の場合、BPSD関連項目の特記事項に着目し、一次判定の変更の必要性を検討するよう求めている。


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<名古屋ひき逃げ>別のブラジル人出頭 携帯使用の同乗者か(毎日新聞)

 名古屋市熱田区の国道交差点で1日未明、3人が死亡したひき逃げ事件で、事故車に乗っていたブラジル人の男が新たに一人、愛知県警に出頭したことが4日、県警への取材で分かった。男は運転者とは別の同乗者とみられる。県警熱田署特別捜査本部は、事故当時の状況や逃走の経緯について男から任意で事情を聴くとともに、道路交通法違反(ひき逃げ)容疑の適用も視野に捜査する。

 捜査幹部によると、出頭したのは、車内に残されていた携帯電話を使用していた同県小牧市の30代の男とみられる。男は特捜本部の事情聴取に「別の男が運転していた」などと話しているという。

 逃げた4人のブラジル人のうち、出頭したのは別の窃盗未遂容疑で逮捕された愛知県の日系人の男(32)を含め2人となった。【山口知】

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 ■矛盾追及、薄氷の捜査

 「証拠や供述の具体的内容は、お答えしかねる」

 埼玉県警東入間署での記者会見。1日午前、木嶋佳苗容疑者(35)の逮捕会見に臨んだ桜井雅彦捜査1課長は、緊張した面持ちでおもむろに切り出した。

 犯行動機や他殺と判断した理由など多くの質問に対し「具体的には話せない」「申し上げられない」などと明快な回答を避けた桜井1課長。会見終了後、ある捜査幹部は思わず「言えないことが多かったな。情けないよね」とこぼした。

 なぜ話せないのか。

 背景には、これまでの事件捜査で最重要視されてきた自白はもちろん、木嶋容疑者と、大出嘉之さん=当時(41)=の殺害とを結びつける直接的な証拠がなく、状況証拠のみで容疑を固めざるを得なかった捜査事情が垣間見える。

                   ◇

 昨年8月6日に大出さんの遺体が発見された当初から「事件性が高い」とみていた埼玉県警。同月中旬には、大出さんと交際していた木嶋容疑者を捜査線上に浮上させていた。

 捜査は水面下でひそかに進められた。が、まもなくその方針を変えざるを得ない状況が発生した。木嶋容疑者が埼玉県ふじみ野市の男性に接触、結婚話をちらつかせていることが分かったのだ。さらに急に金遣いが荒くなったことも判明。

 「また金をだまし取ろうとしているのではないか」。懸念した県警は9月上旬、木嶋容疑者に対し任意の事情聴取を行った。

 木嶋容疑者は落ち着いていた。大出さんの不審死を問われると、遺体発見前日に駐車場で一緒だったことは認めつつ「けんかして別れた。そのショックで自殺したのでは」と説明。行動確認のため、常に木嶋容疑者に張り付いていた捜査員には「これからあそこに行くの」と声を返す余裕さえあった。

 「相当、ずぶとかった」と捜査幹部。自供は期待できない−。県警がそう結論づけた9月中旬、木嶋容疑者は新たに結婚相手紹介サイトで男性(46)と知り合い、同居を始めた。「このままでは次の被害者が出る」。県警は9月25日、別の詐欺容疑で木嶋容疑者の逮捕に踏み切る。

                   ◇

 逮捕当初は渋々話をしていた木嶋容疑者。だが、10月下旬に弁護人が交代すると態度が一気に硬化した。自供はなく、殺害を示す決定的な証拠もない。立件へ向け県警に残された手法は「木嶋容疑者しか犯行をなし得なかった」ことを確実に立証することだった。

 県警は遺体から検出された睡眠導入剤の成分などから薬を摂取した時間を絞り込み、練炭に火が付いたとみられる時間帯はすでに昏睡(こんすい)状態だったと結論づけた。

 犯行に使われたレンタカーのカーナビゲーションシステムなども照合し、「けんか別れした」という木嶋容疑者の説明と矛盾点を探った。

 さらに、事件当日夜に現場近くから木嶋容疑者によく似た女がタクシーに乗り込んだことも確認。大出さんの遺体からは、木嶋容疑者が処方されていた睡眠導入剤と同じ成分を検出した。県警幹部は「総合的に判断して、木嶋容疑者以外が犯行を行うことは不可能と証明できる」と自信を見せる。

 ただ、疑惑はこれだけではない。木嶋容疑者の周辺では大出さん以外にも3人の男性が不審な死を遂げている。このうち2人は当初事件性がないと判断され、司法解剖をしていない。「大出さん事件は、最も立件しやすい事件だった」と話す捜査関係者もおり、残る疑惑の立件に困難なハードルが待ちかまえているのも事実だ。

 「埼玉で殺人容疑で逮捕された以上、木嶋容疑者は逃げない。焦る必要はない」。木嶋容疑者が訪問ヘルパーをしていた千葉県野田市の安藤健三さん=当時(80)=の不審死の立件を視野に捜査している千葉県警の幹部は、こう話している。

                   ◇

 連載は西尾美穂子、行場竹彦、清作左、豊吉広英、今村義丈が担当しました。

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「給食費未納者は子ども手当減額」鳩山首相が検討表明(産経新聞)

 鳩山由紀夫首相は30日夕、学校給食費の未納者に対し、来年度から支給する子ども手当を減額する方向で検討する考えを示した。視察先の甲府市内で記者団に語った。

 首相は同日、横内正明山梨知事ら地元の首長らと意見交換。首長側は、給食費を払わない家庭の3分の2が経済的理由がないのに支払っていない現状を説明。「子ども手当は給食費に優先的に使うよう配慮してほしい」と陳情した。首相は「何か仕組みができないか考えたい」と述べ、長妻昭厚生労働相に、意見を聞く考えを示した。

 給食費未納者への対応では、子ども手当の財源の一部を負担する地方自治体から未納分と子ども手当の相殺を求める声が相次いでいる。群馬県太田市の清水聖義市長は8日の記者会見で「税金や給食費、保育料を払わない人に満額出すのが正しいか」と語っている。

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足りない!盲導犬“育ての親” 条件が壁…育成団体、協力呼びかけ(産経新聞)

 盲導犬の育成現場で、幼少期の子犬を一般家庭で育てるボランティア「パピーウォーカー」の慢性的な不足が深刻化している。生後間もない子犬が10カ月前後にわたり預けられ、人間とのかかわり方を学ぶ非常に重要なプロセスだが、担い手が少なく、慢性的な盲導犬不足の一因となっている。大阪の育成団体は「より多くの視覚障害者が盲導犬とともに暮らせるよう、ボランティアに協力してほしい」と呼び掛けている。

 全国9カ所の育成団体の1つ、日本ライトハウス盲導犬訓練所(大阪府千早赤阪村)では、子犬を生後2カ月〜1歳の間、一般家庭に預ける。子犬は愛情を受けながら人間との関係性を構築、その後訓練所に戻って本格的な訓練を受ける。

 ところが、施設内では春先までに最大約20頭の子犬が生まれる見通しだが、預け先はまだ1頭も決まっていないという。

 パピーウォーカーになるには、室内飼育が可能▽留守が少ない▽月5千円以上の経済負担が可能−など、さまざまな条件がある。共働きや集合住宅暮らしの家庭が増える中、こうした条件が障壁になっているのか、担い手はなかなか増えないという。

 「待っている視覚障害者はたくさんいるので、年間25頭前後の盲導犬を安定的に送り出したい」と、同訓練所の日紫喜(ひしき)均三顧問。育成過程でおおむね6〜7割が不向きと判断されるため、25頭前後を育成するには70頭前後の子犬をパピーウォーカーに預ける必要があるが、昨年実際に預けることができたのは50頭余り。しかも、条件を緩和したり、一時的に職員自身が預かったりした結果だった。

 他の育成団体も、パピーウォーカー不足に泣かされている。関西盲導犬協会(京都府亀岡市)は「自転車操業状態。1回やって辞める家庭も多いので、継続してもらえるようにお願いしている」。東日本盲導犬協会(栃木県宇都宮市)も「盲導犬育成はさまざまなボランティアに支えられているが、パピーウォーカーが最も足りない。常に募集している」という。

 育成団体でつくるNPO法人の全国盲導犬施設連合会によると、国内で盲導犬を希望する視覚障害者は推計で約7800人。これに対し、実際に持つことができているのは約1045人(昨年3月現在)にとどまっている。

 日紫喜さんは「目が見えなくなると『人に頼りきりになってしまう』と絶望する人も多いが、盲導犬がいれば自分で行きたいところへ行ける」と強調、パピーウォーカーを募集している。問い合わせは、日本ライトハウス盲導犬訓練所(TEL0721・72・0914)へ。

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協和発酵キリン、中期経営計画を発表(医療介護CBニュース)

 協和発酵キリンの松田譲社長は1月29日、2010-12年度の中期経営計画を発表し、「パイプラインは充実してきており、一品目でも早く、確実にステージアップを図って上市につなげることが最大のポイントだ」と強調した。

 このほかポイントとして、▽事業ポートフォリオの選択と集中▽生産拠点の再編による収益力強化▽世界最高水準の抗体技術ビジネスの進展―を挙げた。
 医薬事業については、売上高目標を10年度2050億円、11年度2150億円、12年度2250億円に設定。松田社長は3年間に2度の薬価改定があることに触れ、「既存製品、新製品の売り上げ増大と、研究開発費の効率的な運用により右肩あがりを維持したい」と述べた。また、「ほとんどの抗体医薬が今中期経営計画、あるいは次の中期経営計画でレイトステージを迎える」とした上で、「右肩上がりのトレンドは確実に維持をしながら2012-15年以降に迎える抗体医薬が大きく収益に貢献する、そういうステージに確実につなげていきたい」と述べた。
 基本戦略については、がんや免疫疾患での開発パイプラインの充実のため、毎年4品目を開発入りさせるとしたほか、適応拡大を含めた製造販売承認を毎年2品目以上取得するとした。また国内営業では、既存主力製品の市場シェアの持続的拡大や新製品の早期市場浸透を目指すとした。

■主力製品は順調に売上増
 この日は、2009年度(09年4-12月)決算の発表も行われた。同社は09年12月期から決算期を毎年3月31日から12月31日に変更したため、09年度決算は9か月決算となっている。
 09年4-12月の主力医薬品では、貧血治療剤「ネスプ」「エスポー」が396億円(15%増)と順調に売り上げを伸ばした。また、高血圧症・狭心症治療剤「コニール」は183億円(1%増)、抗アレルギー剤「アレロック」は173億円(11%増)だった。このほか売り上げが大幅に増加したのは、08年1月から販売を開始した二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「レグパラ」の55億円(67%増)や、抗アレルギー点眼剤「パタノール」の30億円(36%増)など。
 医薬品事業全体の売上高は、主力製品が売上を順調に伸ばしたものの、抗CCR4抗体KW-0761に関するライセンス契約一時金があった前年同期と比べ、1.9%減の1582億円だった。

 景気後退による化学品事業の低迷や為替の影響などにより、全体の売上高は14.7%減の3091億円。営業利益は33.8%減の282億円、経常利益は31.9%減の294億円、純利益は16.1%減の87億円だった。


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<缶飲料>岐阜産使い「静岡茶」表記…製造会社を行政指導(毎日新聞)

 岐阜県産の茶葉を使って日本茶の缶飲料を製造する際「静岡茶使用お茶煎茶(せんちゃ)」と表記したとして岐阜県は29日、同県各務原市の飲料品製造会社「大東乳業」に対し、JAS(日本農林規格)法に基づく行政指導を行った。同社の佐橋正張社長は県に「以前は静岡茶を使用し99年ごろ岐阜県産茶葉に変えたが、表示を変え忘れていた」と説明しているという。

 県によると、同社は02年11月〜今年1月6日、誤った表記の缶飲料約108万本を製造し、神戸市西区の飲料品販売会社「タイガー」に出荷。タイガーは近畿を中心に6都府県の同社の自販機約170台で販売した。

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<臨場率>21年ぶり2割超 検視官増員で効果(毎日新聞)

 09年に全国の警察が扱った遺体のうち、法医学の専門知識のある検視官が現場に立ち会った臨場数は過去最多となり、臨場率も21年ぶりに2割を超え、20.3%(前年比6.2ポイント増)となったことが、警察庁のまとめで分かった。解剖率も10.1%(同0.4ポイント増)で9年ぶりに1割台に乗せた。検視官の増員を進めた効果とみられるが、約8割は依然、専門外の医師らが事件性の有無や死因を判断していることから、同庁は29日、解剖や検視体制の強化を検討する研究会を発足させる。【長野宏美】

 警察庁によると、警察が扱う遺体は高齢者の孤独死などを背景に増加傾向にあり、09年は16万858体(同0.6%減)。10年前に比べると約4割も増えた。そのため、臨場率は過去最高を記録した80年(21.4%)以降、減少傾向にあったが、同庁は07年の大相撲時津風部屋の力士急死事件を受け、検視官を増員。09年度は08年度比36人増の196人となり、09年の臨場数は3万2676件(前年比43.4%増)と統計が残る67年以降で最多となり、臨場率を押し上げた。

 解剖総数は、1万6184体(同3%増)。このうち、犯罪の疑いがあるとして司法解剖されたのは6569体(同4.5%増)、犯罪性は薄いが死因が分からない場合に行う行政解剖は9615体(同2%増)で、双方を合わせた解剖率は10.1%だった。

 都道府県別では、最高が神奈川の30.5%、次いで兵庫20.4%、東京19.1%の順だった。最低は広島の1.9%。行政解剖を担当する監察医制度が機能している4地域(東京23区、大阪市、横浜市、神戸市)を含む都道府県の数値が高く、行政解剖の件数が地域差に表れたとみられる。

 警察庁は当初、犯罪死見落としを防ぐための有識者研究会を4月からスタートさせる方針だったが、前倒しで発足させる。月1回のペースで検討を続け、解剖率が高い米国や北欧などには職員を派遣、各国の制度も調べる。中井洽国家公安委員長は来年の通常国会に死因究明制度を見直す法案を提出したい意向で、研究会は12月か来年1月をメドに提言をまとめる見通し。

 ◇ことば 解剖率

 警察が扱う死体総数に占める解剖総数の割合。解剖の内容は、司法解剖と行政解剖の2種類で、司法解剖は犯罪死とその疑いのある遺体が対象で、裁判所の鑑定処分許可状が必要。行政解剖は、監察医制度のある地域(東京23区、大阪市、横浜市、名古屋市、神戸市)では監察医が行い、それ以外では、遺族の承諾による承諾解剖として行われる。日本の解剖率は1割程度の一方、米国では50%に達し、変死体を原則100%解剖する国もあるとされる。07年の力士急死事件では当初事件性なしと判断されたが、行政解剖で事件性が明らかになった。

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 公正取引委員会は27日、下請け業者に支払う代金計約1700万円を不当に減額したとして、下請法違反で諸星運輸(神奈川県小田原市)に再発防止を勧告した。

 公取委によると、諸星運輸は平成20年3月から21年11月の間、下請け会社約50社に「値引き」や「手数料」の名目で代金の減額に応じるよう文書で依頼。求めに応じた関東、関西地方の計3社の代金1430万〜44万円を減額した。

 公取委の調査を受け、諸星運輸は21年9月と11月に対象となった下請け会社にカットした代金全額を支払った。

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